宮野 妙香さん
株式会社ワタナベテクノス
管理部 課長
2007年入社
入社のきっかけを教えてください
結婚を機に仕事を辞めていたのですが、娘が小学校にあがるタイミングでまた働きたいなと思って仕事を探しはじめました。当時、面接では子どもが病気をした際の預け先の有無を必ず聞かれ、ないと答えると採用見送りになることが多かったんです。ワタナベテクノスの面接では、預け先がないことも、勤務できる時間に制限があることも、私の状況をすべて正直にお話ししました。それでもぜひ来てくださいと受け入れてくださって、入社後も子育てのことで配慮いただいたことがとてもありがたくて。なんとかお礼をしたいという思いでこれまで日々頑張ってきました。
最初はパートとして入社して、子どもの成長に合わせて働く時間を伸ばしていただき、5年ほど前に社員に登用されました。
現在のお仕事内容について教えてください
2023年1月に日創グループとなってから管理部が組織され、私は課長を任されています。管理部は、経理のほか、労務、総務など社員に関すること全てを担当します。カバーする領域も広がったため人を増やし、現在は4名体制で仕事をしています。
現在は、労務関係の仕事を2名に引き継ぎながら、経理を私ともう一人で担当しています。以前は、顧問の税理士さんへ資料をお渡しして数字をまとめていただいていたのですが、合併後は社内で決算書も連結資料の作成も行うようになり、はじめてのことばかりでした。管理部長には日創プロニティから小楠さんが就いてくださったので、一つ一つの仕訳の整理といった細かなことから、分からないことはなんでも聞きました。こちらが分かるまで丁寧に時間をとって、個々の業務と全体像をひもづけながら教えてくださるので、とても勉強になりました。
やりがいを感じるのはどんな時ですか
決算ごとにミスが減って、成長を実感できていることが嬉しいです。システム上に計上した数値を小楠部長が最終確認した際、「バッチリ!」「上出来!」と言葉をかけてくれるので、やる気が出ますね。
日創グループになって変わったことはありますか
M&Aのリリースがあった日、当時の社長が全社員を集めて丁寧に説明してくれたこともあって、社員もみな前向きに受け入れていました。取引先からも何件かお問い合わせをいただいて、お客さまからの見方が変わったことを実感しました。
また、社員の意識も向上しているように感じます。たとえば不具合が起きた時、その影響が会計上も見えるようになり、毎月の経営戦略会議での報告が、各部署ごとに上長から社員まで共有されていきます。そこから、次は不具合をなくそうって話をする機会が増えたりして、意識改革に繋がっているんだと思いますね。
今後の目標を教えてください
個人としては、新しい組織になってまだまだ分からないこともあるので、一つ一つ確実にものにしていきたいと思っています。
会社については、これからも社員が和気あいあいと楽しく働ける環境であり続けられたらと思っています。子育てをしていると本当に色々なことがありますが、その時々に周りの方からの理解ある声かけがあったから、今まで仕事を続けてこれました。若い方も増えているので、これからライフステージが変わっても、できるだけ長く働き続けられるような会社にもっともっとしていきたいです。私自身、本当に人に恵まれてきました。自分がしてもらって嬉しかったことを、みんなにもしていきたいなと思っています。