次の主力となる製品を会社として生み出していきたい

今西 正人さん

今西 正人さん

株式会社ダイリツ

取締役

2001年入社

入社のきっかけを教えてください

新卒で入社して以来、23年間ダイリツで働いています。大学は理系で電気科を専攻していたのですが、就職にあたっては技術系ではなくて営業をしたいと思って、大学の就職課に出ていた求人を見て応募しました。

入社から現在までどんなお仕事をされてきましたか

入社後は営業に約10年、その後、請求関係の処理など営業部のサポートを行う業務部に異動し、現在は管理部におります。管理部には経理総務課と資材課があり、どちらも実務面は課員が担当していますが、審査、承認などの課長業務も兼任しています。また、毎月の経営戦略会議や四半期ごとの役員会議で経営が議論ができるように、データを見て数字の動きから会社全体の状況を把握するように努めています。

今西 正人さん

仕事のやりがいはどんなところに感じますか

営業部や業務部にいた時は、当然ながら売上の数字を強く意識していました。数字を見るのは当時から好きではありましたが、管理部に来てから、売上と仕入とどちらの数字も見ることとなり、会社として伸びているところや、逆に注意しなきゃいけないサインなど、今起こっている会社の変化をデータからより感じ取れるようになっていますね。小さな数字の変化であっても、気になるところは営業や製造それぞれの担当に直接聞いて、実態を把握するようにしています。

経営層との会議で説明する立場としての責任もありますし、逆に質問や指摘を受けることで経営者の視点に気付かされることも多々ありますね。また、その場でははっきりと分からず予想を立てていたことの答えが、数ヶ月先に出ることもあって、日々勉強になっています。

仕事をする上で大切にしていることを教えてください

経営との会議体以外にも、営業会議や製販会議にも出席していますが、そういう場面には会社としての意見が固まったり、煮詰まっていかないように、第三者的な目線で見る人が必要だと思っています。私自身がその役割を担おうと、一歩外からのニュートラルな視点で、感じたことや、こうした方がいいんじゃないかといった率直な思いを発言するようにしています。

今西 正人さん

日創グループになって変化はありましたか

正直にお話しすると、M&Aの話を聞いた時は、これからどう変化していくんだろうという不安もありましたが、会社としての将来を見据えると明るい道筋が見えたようにも感じました。実際には、ダイリツとしての社会的責任に加えて、日創グループの一員としての責任も感じるようになり、社内が一段と引き締まったように思っています。

今後の目標を教えてください

ダイリツとしてはこれまで、ダンパーという製品カテゴリーでたくさんの受注をいただいてきましたが、今後ダンパーが必要なくなる時代が来ることもないとは言えないですよね。会社として、ダンパーに比肩するような新たな主力製品が必要だと思いますし、時代のニーズに合った新しいものを作っていきたいです。そういった視点も日創プロニティのグループになって刺激を受けていることの一つですね。