小針 祐太さん
日創プロニティ株式会社
東日本製造2課 係長
2014年入社
入社のきっかけを教えてください
日創プロニティが福島に工場を新設し、稼働を始めるタイミングで、社員の募集がありました。地元でずっと一緒の同級生二人が先に入社を決めていて、一緒に働かないかと声をかけられたんです。当時は説明書などを作る印刷会社で働いていて、金属加工は全く初めての分野ですし、工場の立ち上げの経験もなかったのですが、おもしろそうだなと思って入社しました。
印象に残っているお仕事について教えてください
現在は耐火パネルの製造を行うチームの係長をしています。この耐火パネルは、8年ほど前に会社としてはじめて受注したもので、5、6人の社員とともに製造ラインの立ち上げから行いました。耐火パネルの製造ラインはそれまでの製品の3倍を超える90mで、会社としてもはじめて作る製品なので社内に分かる人が誰もいない。そんな状況の中で、うまくいかないところを一つ一つ、機械の操作を覚えながら、修正を加えて直していきました。
1年ほどかけて試行錯誤をしながら、全ての工程で、自分が機械の操作をできるようになったときに、ああ行けそうだなと実感が持てました。最初のころは1日8枚ほどでしたが、現在では1日200枚製造しています。大変だった分、印象に残っていますね。
仕事のやりがいをどこに感じていますか
やっぱり世の中に残る、意味あるものを作っているところが良いですね。前職の印刷会社では、本当に厳しくチェックを重ねて説明書を作っていましたが、実際にはあまり読まれるものではなかったので。関東の方へ行くと、納品先の大きな倉庫や建物があって、この中に製品があるんだなと思うと感慨深いものがあります。
会社の良さはどんなところに感じていますか
会社として新しいものを取り入れていく姿勢ですね。太陽光パネルの架台の製造に強かった時期から、次の製品として耐火パネルに注目してラインを作ったこともそうですが、強みは強みとして保ちながら新しい製品をどんどん取り入れて、実際に作り上げていくところを本当にすごいと思っています。
今耐火パネルの受注が多くて、工場はとても忙しく、派遣社員の方にも入ってもらって3交代でフル稼働しています。差し込みでスケジュールが変わることも多いですが、そのイレギュラーが起こることがおもしろいんですよね。やってやろうじゃなかって気合いが入ります。福岡の山田工場や営業ともコミュニケーションを取ることも多いですし、工場も忙しいけど笑いが絶えないんですよ。組織の隔たりもなくコミュニケーションが取れていて、そういった面でも働きやすい職場だと思います。
今後の目標を教えてください
ありがたいことに耐火パネルの受注が順調に伸びていて、今2つめの製造ラインの立ち上げ準備中です。現在の製造ラインより、どう進化させようか考えています。今、若い世代の社員も増えているので、どんどん教えて、工場としての稼働力をあげていきたいと思っています。