新しい領域で挑戦する日々は新鮮で面白い

復本 将さん

日創プロニティ株式会社 課長

2001年入社

株式会社マルトク取締役(出向)

入社のきっかけを教えてください

通っていた工業高校に来ていた求人がきっかけです。今、山田工場には第五工場までありますが、当時は3つ目の工場をつくるタイミングで10名ほど募集が来ていました。面接でお会いした工場長も話しやすい気さくな方で良いなと思ったことを覚えています。父親が溶接の職人だったこともあり、ものづくりはずっと身近にあり好きでした。入社以来、一貫して製造の現場で仕事してきました。

現在はどんなお仕事をされているんでしょうか

2024年1月に日創グループになったマルトクに出向しています。社員一人一人とお話しさせてもらいながら、ものづくりを行う体制を整えたり、若い社員も多いので育成の仕組みづくりを行っています。

日創プロニティは金属、マルトクは木材。時々作業に入らせてもらうこともありますが、金属と違って、木材は生きている素材なんだと実感しています。一つ一つ木目が違って個性がある。取り扱う木材の種類も豊富なので、覚えることがたくさんあって、知れば知るほど深いと思います。一方で、作業環境の整備や判断基準など、ものづくりとして共通しているところもあるので、これまでの製造の経験から改善策を提案したりしています。

仕事をする上で大切にしていることを教えてください

コミュニケーションですね。M&Aで親会社から人が来るとなると、やはり構える部分はあると思うんですよ。でも、根幹のところは人と人。僕としては一緒にやっていきましょうというスタイルを大事にしています。仕事の進め方だけでなく、一人一人がどんな思いでいるかも面談で聞かせてもらって、吸い上げた意見をもとに社長と経営のことをお話ししたりしていますね。

これまでのお仕事で印象に残っていることはありますか

10年ほど前、福島工場を立ち上げる際に、1年半ほど応援に行かせてもらったことがありました。いつもと違う環境、新しく出会う人たち。全てが新鮮で、まだまだ知らないことがたくさんあると分かったし、福島工場の良いところを山田工場に持ち帰ってきたり、ものの考え方が変わったような体験でした。分からないことや知らないことを前にして、少しずつ分かっていく、覚えていく時の感覚が一番楽しいんです。またいつか新しい場所で仕事をしたいと希望していて、今回その機会をいただいたんだと思っています。

会社の魅力と今後の目標を教えてください

日創は成長のスピードが早いし、新しい分野での仲間も増えていて、これからもっと面白くなっていくんじゃないかと思っています。こんな挑戦をしたいという社員の思いにNOを出す会社ではないので、新しいことにチャレンジしたい人にとってはいい環境ですね。自分で事業を作りたいという人にも来てほしい。そういう人が増えると周りの社員の刺激になって、また面白くなるんじゃないかなと思います。

私個人としてはまず目の前の役割を果たすこと。その先は、もっと色々な場所で、色々な素材でのものづくりを知っていけたら嬉しいですね。