専門分野をベースに経営へ広がる領域

小田 浩之さん

小田 浩之さん

日創プロニティ株式会社

管理部 グループ経理統括課 課長

2017年入社

ニッタイ工業株式会社取締役管理本部長

大鳳株式会社取締役統括本部長

入社までの経緯を教えてください

公認会計士の資格を取得した後、上場会社の経理として働いていました。そこでカチッとした経理業務を身につけていく中で、会計の知識をベースにもっと手広くやりたいという思いが湧いていた時期でした。前職で上司だった方が日創プロニティに入社されていて、今後M&Aを進めていくので手伝ってくれないかとお話をいただいて、チャレンジしたいと思い入社しました。

小田 浩之さん

現在はどんなお仕事をされているんでしょうか

グループ全体の連結決算の業務と、M&A事業を担当しています。半年ほど前に3名が課に入社したので、決算業務は徐々に彼らに引き継いでいます。M&Aに関しては、候補先の検討、選定から、先方企業との面会、オファー、その先の契約締結まで一貫して担当しています。実際には、企業情報を受け取り、検討に入った段階から石田社長と直接進めていて、何よりスピードを重視しています。

お仕事のやりがいはどんなところに感じますか

グループの最重要戦略として掲げるM&Aに自分がダイナミックに関われていることですね。M&Aの候補となる企業の方にお会いする場面には石田社長と私で伺っていますが、社長の企業を見る視点や意思決定の判断軸を間近で感じられる点も貴重です。今の実績そのものより伸びていくポテンシャルを見ていますし、それは簡単に変わることのない会社や社員の方の姿勢に表れているように思います。そういう体験によって、また会計数字の捉え方も変わります。学ぶことも多く、経営目線での経理の活かし方やファイナンスに関する力は確実に向上していると思いますね。

小田 浩之さん

仕事をする上で大切にしていることを教えてください

一つはスピードです。会社としての意思決定も早いですし、その分、一人一人の仕事にもスピードは求められていますね。
もう一つは、関係性作りです。自分より専門性の高い人や知識が多い人は日本中に山ほどいる、それより、いざという時に力を結集できる関係性を築いておくことが重要と石田社長の言葉や行動から教わっています。社長自身も全国の現場に直接出向き、管理職にも若い世代にも一人一人に声をかけ、一緒にご飯を食べながら、自分の思いを語る時間を大切にしています。ある種、アナログでウェットな時間を持つからこそ、関係性は育まれると思うんですよね。私自身も課のメンバーやグループ会社の方とのコミュニケーションは大切にしていることの一つです。

今後に関する考えを教えていただけますか

創業者だった先代の社長から、石田社長が受け取ったバトンを、さらにその先にどう引き継いで、グループを大きくしていくか。そのことを頭におきながら、経営に関わる仕事にあたっています。経営が次の世代に移る時、任せてよかったと思ってもらえるように、今スキルを超える機会を与えてもらっていることへの感謝を形にできるように、コミュニケーションやネットワークを最大限に活用しながら、社員全員でやっていけたらいいなと思っています。