日創プロニティ株式会社
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2010年(平成22年)8月24日 産業新聞
太陽光関連が好調

架台・金具受注20件超

【福岡】日創プロニティは太陽光パネルの架台・金具製作を行っているが、今年に入り20件超を受注、今後さらに受注が増える見通しを明らかにした。「スクールニューディール」政策による学校屋上への太陽光パネル設置推進活動や同社の構造計算と一体となった架台・金具製作が安心感を呼び、工場設置が増加していることなどが背景。今後も関東地方、関西地方でも受注を増やしていく方針。
同社は今年から太陽光発電パネルの架台・金具製作を本格化させている。これまで家庭用の太陽光パネル架台・金具の製作を行っていたが、補助金制度の拡充や企業の設備投資などで「昨年の2倍以上の商談数」(石田利幸社長)が来ているという。
今年に入りすでに20件超の製作依頼を受注。とくに産業界向けの受注が増加している。同社は架台・金具を自社で設計しているが、強度計算(応力計算)まで行う。新規建築物件はもちろん、既存建物の強度計算を行ったうえで架台・金具の設計・製作を行うので、パネルメーカーや施工業者から好評を得ている。
製作は同社山田工場で行っている。レベラースリットライン、シャーリングといった1次加工は当然、パネルベンダーやベンディングロボ、タレットパンチプレスなど精密加工を行う設備があり、普通鋼やアルミ、ステンレスなど材質を問わずあらゆる加工が行える。
薄板から加工するためストレート形状の基本的なパネル製作のほか、設置場所に応じて太陽光パネルなどの曲面加工も可能。自社で設計から強度計算、製作まで行えるので部品点数や取り付け工程数の削減が可能となり、「従来の約20%はコストダウンが可能」(石田社長)となっている。


2010年(平成22年)2月9日 産業新聞
有孔折板の生産開始

高意匠性で自由設計可能

日創プロニティはこのほど、有孔折板の生産を開始した。遮光や防風スクリーンといった実用面のほか、カラー鋼板をはじめカラーアルミやステンレスなどさまざまな金属素材を用いるため意匠性が高い。建築構造物や機械構造物などの外装はじめ多様な用途に向く。加工量などの目標はとくに定めていないが、「すでに数件の引き合いがある」(石田利幸社長)という。
加工は山田工場で行う。既存設備で加工できるため、とくに設備投資は行っていない。
有孔折板は、材料にカラー鋼板やカラーアルミ、ガルバリウム鋼板、ステンレス鋼板、高耐食溶融めっき鋼板などを使用する。加工可能板厚は0.5ミリから2.3ミリの薄板中心。
加工可能な形状はさまざまで、構造物の設計によって山高や働き、開口率など自由な形状が選択できる。
このため同社は「お客様のニーズにあった自由設計が可能となり、材料や経常を選択していただくことでコストダウン、軽量化による施工性のアップにつながる。是非拡販したい」と意欲的に取り組む方針。
同社は「加工のデパート」として加工に特化した経営を行っている。シャーやレーザーを使用した一次加工のほか、プレス、ベンダー、フォーミングなど精密マシンを使った精密加工も手がける。主力の立体駐車場・資材をはじめ、ドア・パネル、金属屋根、床材などの加工製品を豊富にそろえている。


2009年(平成21年)9月10日 日本経済新聞
決断の軌跡 創業者たち

金属加工“まちまち”に商機

「かわいらしい笑顔ですよ」「スポーティーな衣装が似合います」。日創プロニティ社長の石田利幸は40年ほど前、広告代理店にモデルを売り込んでいた。プロフィルを示しながらモデルの特徴を説明する石田。担当者はうなずき、新聞の折り込みチラシなどに登場するモデルが決まる。自分の言葉で人が動く経験に営業の面白さを知った。
当時の石田は今でいうフリーター。福岡大学に入ったが目標を見つけられず、2年生のときに休学届を出して上京した。アルバイトに励みつつ、「何かを見つけられるのではないか」という漠然とした期待からモデル養成学校のマネージャーコースに通った。
座学に加えて現役のマネージャーに同行してマネジメントを学んだ。しばらくすると1人で送り出され、両手にプロフィルを持って広告代理店を訪ねた。マネージャーを職業にするつもりはなく、目標もつかめなかったが、営業の世界に入るきっかけとなり、日創プロニティの創業へとつながる。
20代半ばになった石田は福岡県へ戻った。復学はせず、マンションなどの設計図の事例集を販売する企業に就職した。売り方が分らずに入社して3ヶ月間の受注はゼロ。
営業の厳しさに苦しみながらも、同僚も気づいていない販路に目をつけていた。同僚の顧客は設計事務所やゼネコンが中心だった。若手社員が事例集を手本にしながら設計図を描くため、「大学の勉強にも役立つ」と感じていた。初めての顧客は福岡県内の工務店。その社長が出身大学にいる建築学科の教授を紹介してくれるという。
「学生の参考書になりますよ」。教授への売り込みは成功、大学が有望な販路になると確信した。ただ、教授は予算がなく1冊しか買えない。その代わり他大学にいる知人の教授、ゼネコンなどで働くかつての教え子を紹介してくれた。
それをつてに顧客を開拓した石田は九州一の成績を上げるまでになった。「努力すれば必ず売れる」。信念と自信を得た石田は20代後半にして鹿児島支店長へ昇格 し、社内だけでなく九州の営業現場でも名前を知られる存在だった。
そんなとき関西への転勤を命じられる。そもそも生活費を稼ぐために入社したようなもの。転勤命令と前後して、仕事で顔見知りになった板金職人との酒席での出来事もあり退社と起業を決めた。板金職人は「神社仏閣に使う金具はサイズがまちまちで、作るのに手間がかかるんだよ」とこぼした。伸縮可能な金具があれば売れる―。営業マンとしての直感だった。
食品メーカーの設備保守部門にいた義兄を誘って事業を始めた。もちろん顧客はいない。だが、ある商社にサンプルを持ち込むと、個人事業で信用力が乏しいにもかかわらずすぐに商談がまとまった。金具の利便性が評価されたほか、石田は「自分が勧めるものは売れると期待させた部分があった」と振り返る。
生産は義兄に任せ、石田は営業の傍ら売れ筋の金属製品の情報を集めた。それらを作るうちに設備や品ぞろえが増え、同社が看板に掲げる「加工のデパート」の体制が自然とできあがった。難しい形状でも少量でも寄せられる加工ニーズに応える営業が奏功し、1983年の法人化から順調に規模を拡大してきた。
石田にはいま、学生のときから探してきた目標が見えている。食品や繊維、木材などの加工への進出だ。すでに営業の一線から引いたが、金属にとどまらない加工のデパートという目標へ向け、情熱は営業マン時代と変わらない。


2009年(平成21年)6月2日 産業新聞
殺菌装置を受託生産

外観に鋼材使用 加工技術を生かす

【福岡】日創プロニティは6月から、紫外線空気殺菌装置「エアロシールドポータブル」 の受託生産を開始する、と発表した。室内の空気を同製品が吸排気する中で、紫外線殺菌を行う。同製品はフレームおよび外観に鋼材を使用するが、切断、曲げ、穴開けなど日創プロニティの技術が同製品を開発したシールドテック(本社=大分県大分市、木原倫文社長)に着目され、受託生産を始めることとなった。同製品の初年度売り上げ目標は1億円としている。

シールドテックはこれまで、壁面設置式「紫外線水平照射型エアロシールド」を開発、医療機関などに販売していた。近年、医療機関などから移動可能な殺菌装置の要望が増え、商品化することとなった。
同製品は、外観材にガルバリウムカラー鋼板を採用。同製品のフレーム材を含め、鋼材の切断から曲げ加工、ねじや軽量化といった穴開けなど材料の加工を日創プロニティは一手に引き受けた。また、紫外線殺菌装置を含め、最終製品まで組み立ても日創プロニティが行う。
シールドテックのエアロシールドは、紫外線を利用して一定空間内を殺菌する装置。
最大99%を殺菌する能力を持つ。これまでは壁面に据え付けるタイプがほとんどで、慶応大学や九州大学、長崎大病院など医療関係機関で採用が進んでいる。これら医療関係機関から近年、据え付け型ではなく、移動可能なものを開発してほしいとの声が増え、今回のポータブル型の生産となった。
ポータブル型では、空気を取り込み、装置内で殺菌した空気を室内に排気する。通常の電化製品と同様に扱え、壁面設置型と同等の殺菌能力を持つ。同社とシールドテックは今後、医療関係機関だけでなく、保育・教育機関や役所など公共施設にも採用を促していく考え。


2009年(平成21年)4月28日 産業新聞
タクシー運転席ガード板

自社設備で加工開始

【福岡】日創プロニティはこのほど、タクシーの運転席と後部座席の間に設置する「ドライバーガード」の加工を開始した。
ドライバーガードは、厚さ5ミリのアクリル板を使用。同社の既設レーザー切断機などで加工できるため、設備投資は行っていない。
最近では、不況のあおりでタクシー強盗が多発している。同社のドライバーガードをはじめ、後部座席と運転席を区切るアイテムの需要が増えている。

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2009年(平成21年)3月3日 産業新聞
アルポリック加工機稼働

外壁・パネル需要増に対応

【福岡】日創プロニティはこのほど、パネル加工部門の能力を増強した。 外壁パネルなどに使用されるアルポリックを加工する設備が稼働を開始した。 アルポリックの需要が増加しており、ニーズに応えるために導入。現在は稼働を始めたばかりのため、1平方メートル当たり16分の加工時間だが、「いずれは8分に短縮したい」(同社担当者)としている。投資額は約1700万円。

設備は庄田鉄工製NCルータマシンを採用。アルポリックのほか樹脂や木材などの切断、穴開け、溝切り加工に対応する。これに日創プロニティオリジナル仕様としてタッピング(ねじ切り)も可能とした。また、NCによる4軸制御を行っているので、3次元立体加工にも対応する。
これまで同社はアルポリック加工を既存設備で行ってきたが、近年需要が増加傾向にあること、既存設備で加工を行うと工程数が増え、効率が悪かったことなどの理由で、新規導入に至った。新規専用設備の導入で工程数が削減され、今後の加工量増加を期待する。
加工機にはオリジナル仕様としてタッピング機能を付加。これによりアルポリック加工を行わないときは、鉄やアルミ、ステンレスなどのねじ切り加工も可能。設備を有効活用する仕組みを整えた。
アルポリックは、樹脂板の裏と表にアルミ板を使用した複合材。軽量で加工しやすい特徴を持つ。同社はクリーンルーム向けの天井材や外壁などに採用している。


2009年(平成21年)1月 ふくおか経済
加工領域をさらに拡大し業績のV字回復に全力

08年8月期は設立以来初の減収・赤字となり、正直忸怩たる思いがありましたが、今期は第1四半期9月〜11月売上高が前年同期比150%超と上々の滑り出しができました。新年は一層の営業強化と加工領域拡大で業績のV字回復を目指していきます。
今期は、建築関連は依然厳しいものの、先ごろ国交省認定を得た「不燃パネル」の納品拡大や昨年4月に営業部隊を置いた首都圏での受注増加に加え、前倒しで取り組んできた太陽光発電向け部材などの環境関連分野で今春以降の大型受注を見込んでいます。
景気は悪化していますが、不況だからこそ当社の「オールインワン加工システム」のコスト競争力を生かした販路拡大を図り、V字回復はもちろん、M&Aも視野に入れて売上高50億円への道筋をつけたいと思っています。
(日創プロニティ株式会社代表取締役社長 石田 利幸)


2008年(平成20年) 11月4日 産業新聞
高精密加工能力を増強

切断・穴開け・複合機導入 環境・エネ需要捕捉

【福岡】日創プロニティは高精密加工分野を能力増強する。
レーザー加工とパンチング加工をマシン1基で対応可能な複合加工機を導入する。11月中に設置、稼動開始する予定。
これにより生産工程の効率化が図られるためコスト削減につながると同時に、精密加工品の短納期が実現する。同社は近年、精密加工分野に力を入れている。九州地区では環境・エネルギー分野の企業や工場の立地が進んでおり、同社は精密加工品に力を入れてこの分野の需要を取り込み、拡販していく方針。

今回導入するのは、アマダ製複合機「LC2012C1NT」。この秋に新発売された最新鋭機種で、レーザー加工とパンチング加工が1台で可能となる。
特徴は、レーザー切断機能面では2.5キロワットのレーザー発振機をもち、パンチプレスの加圧能力は20トン。いずれも最大加工板厚保は6ミリメートル。レーザー加工とパンチ加工jをシンクロ制御することで、加工速度は従来機の2分の1「に短縮。
材料搬入や位置決め、送り出しなどは今まで人の手でおこなってい居たが、動機は自動で行う。また、新テクノロジーとして多目的タレットを採用。成型・タップ・パンチピアスなど金型を集約することで工程を統合。段取りレスとなり高速加工が可能となった。
同機は同社山田工場に設置される。山田工場はすでにアマダによる加工機のネットワークが構築されており、同機もそのネットワークに入る。
このため今までのパンチングマシンと並列で使用できるため、加工速度や加工数量などで相乗効果が期待できる。



2007年(平成19年) 10月9日 日刊産業新聞
日創プロニティ盛大に祝賀会開く

株式上場と創業25周年

日創プロニティ(本社=福岡市南区、石田利幸社長)はこのほど、株式上場と創業25周年を記念して、福岡市の博多全日空ホテルで祝賀会を盛大に開催した。メーカーや商社、金融機関はじめ取引先など関係者約240人が参加した。

あいさつに立った石田社長は「当社は8月8日に福岡証券取引所のQボードに上場できた。また、本年は会社設立25年の節目の年。皆様方をはじめとする取引先各位のお陰」と謝辞。続いて「この25年は『光陰矢のごとし』の言葉通りあっという間だった。バブル景気と続くバブル崩壊と世の中が大きく揺れ動いた。 私自身、人生を振り返ることがなかったように思える。ひたすらと夢を追い、前進し続けた」と振り返った。
その後「新たな夢のためにステップアップしていきたい。皆様と夢を共有し、一緒に進んでいきたいので、ご愛顧、ご支援をお願いする」と協力を求めた。
続いて松岡賛・嘉麻市長と松野直彦・福岡証券取引所理事長が来賓を代表してあいさつ。鏡開きのあと、乾杯を行った。



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